« マンスリーノート2011・無印良品 | トップページ | 秋のバラ »

2010/10/29

世界は分けてもわからない

Pa190465 ベストセラーになった「生物と無生物のあいだ」の著書、福岡伸一さんの新書「世界は分けてもわからない」を読みました。実をいうと古本屋で手を伸ばしたらサイン本だったので思わずミーハー気分で買ったのでした(動的平衡のハンコがオシャレです)。お値段も定価の半分くらいですし(笑)。ラッキーちゃん
この本の主人公はガン細胞です。こいつは一体何者なのか、ということに関して研究者たちの「あ〜でもない、こ〜でもない、あ〜やっちまった」という物語が福岡さんらしい文章でつづられていきます。んで、それを主軸としながら伏線として、題名の「世界は分けてもわからない」とはどういうことなのかが明らかになっていくという物語でもあります。ま、やっぱりどちらかというと、後段の方が重要なのでしょうね。私たちの周りの色々な状況でも遭遇する問題でもありますから。
Pa190464内容の具体的な事については、色々と心に留まったのですが、づらづら書いていくと、長くなるし散漫になるのでココでは一点だけ(後は下のリンクから色んな人のレビューをお読みください)。
ガン細胞というのは“自分は何者なのか見失ってしまった”細胞だということであり、「一体私は誰?」状態で増殖していくので始末におえないというハナシです。これは、今話題のES細胞と紙一重の存在であるということです。ES細胞は“今の自分(細胞)は何者でもないけれど、人間の命令で何者かに変化できるという存在”ですからネ。正にガン細胞とES細胞はコインの裏表です。しかもまだそのコントロールはおぼつかない状態、ときていますから・・・おっかないですね〜

→“世界は分けてもわからない”の紹介はコチラ

|

« マンスリーノート2011・無印良品 | トップページ | 秋のバラ »

見て!聴いて!読んだ!お話」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 世界は分けてもわからない:

« マンスリーノート2011・無印良品 | トップページ | 秋のバラ »