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2008/09/24

落語の国からのぞいてみれば

Hori 何でも数えて調べちゃう軽妙なエッセイでお馴染みの堀井憲一郎さんの本。ボクは知らなかったのですが、堀井さんて日本でも有数の落語オタクなんだそうですね。最後にある一般の本でいうところの「参考図書」の充実ぶりが全てを物語っております。けれど本文は落語に興味がなくても十分に楽しいモノだと思いますよ。
著者いわく「知ってる人にとってはすごくあたりまえのことを、懸命に説明しつづけたばかりだなあ」という内容の本です。現在の当たり前は、少し前まで全然当たり前ではなかったんだよ、ということを落語を題材につづっていくわけです(章立ては下の帯画像を参照)。人間の生理に忠実だった「不定時法」のことや、今の歩き方は明治以後西洋から入ってきた「方法」だとかは、ボクにとっては知っていたハナシで、「銭と金(かね)」は別物である、とかは目からウロコでありました。いやあ、知らなかったッス。それから太陰暦はいかに便利であることよぉ、と。
Hori2堀井さんの偉いところは、こうこうこうだから昔の方が良かったでしょ、というスタンスで書かないところです。考え方の発想が違うと社会の在りようもこれくらい違うんだよ、という感じ。ちょっと難しく書いてしまいましたが、本自体はすごく軽く読めますので安心して下さいマシ(笑)。

→“落語の国からのぞいてみれば ”の紹介はコチラ

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